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  • 2019年08月30日

オーディションに落ち続けた時に気持ちを立て直す方法

どうしても出たかった作品やどうしても入りたかった事務所のオーディションに落ちてしまったら、気持ちは落ち込んでしまいますよね。とはいえ、気持ちが沈んでばかりいては前に進むことは出来ません。本記事ではオーディションに落ち続けてしまっている人に向けて、気持ちを立て直して再びチャレンジを続ける方法をお伝えします。
厳しい世界を生き抜くために、参考にしてください。

そもそもオーディションに落ちる原因とは?

オーディションに落ちる原因は色々とありますが、最も多いものは「イメージと合わない」というものです。

そもそもオーディションではどのような役に対するオーディションなのかわからないことがほとんどで、イメージに寄せてオーディションに参加することはほぼ不可能。なので、オーディションは「運」が絡むことが非常に多いと言えます。というか、ほとんど「運」です。まず「運」があって、その「運」を掴むために実力が必要。運が非常に大きいので、オーディションで「こうしておけばよかったんじゃないか」と考えることはあまり意味がありません。とにかく、大前提として「運」が非常に重要です。

オーディションに落ちてしまったら?

オーディションに落ちて、気持ちが落ち込んだらまず、忘れましょう。
前述したとおり、あなたに問題があって落とされているケースよりも、「運」がなくて落されているケースの方が圧倒的に多いです。なのでごちゃごちゃ考えてどんどん気持ちが落ち込んでしまうよりも、忘れてしまって次に進んだ方がいいです。

「どうしても出たい作品」「どうしても入りたい事務所」だった。そう思うことは多いでしょう。でも、作品は無数にありますし、プロダクションも一つではありません。もっと「出たい作品」「入りたい事務所」が現れるかもしれません。落ち込むよりもそれまでに自分自身を磨いていた方が、夢に近づくのです。厳しいようですが、くよくよして下を向いている人にチャンスは決して巡ってきません。忘れて前を向きましょう。

前を向く方法は?

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前を向きたい場合は、自分を見つめなおした上で、アプローチを変えてみましょう。受けたいオーディションではなく、受かるオーディションを探してみるのも一つです。一度誰かから受け入れられるだけでも、大きな自信になります。

自分が受かるオーディションはどういうものなのか、考えてみた上でオーディションを受けるとまた違った世界が見えるはずです。自分がどういった要素でなら周りと勝負できるのか、自分がどういう作品や役、事務所に合っているのか考えてみましょう。

オーディションで求められる役、事務所が求める人物像に自分を寄せるのではなく、自分が求められるオーディションを探します。大変ですが、自分自身をプロデュースすることになり、ビジョンが明確になります。ビジョンが明確になればチャンスに敏感になれるので、チャンスを掴む力を得ることが出来るでしょう。

前に進むためには

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気持ちを立て直して、前に進むためにはまず「忘れる」ことが大切です。同じ方法で苦しいと感じる場合はアプローチの方法を変えてみましょう。自分は今どうだろうか? 自分は何ができるだろうか? 考える癖をつけましょう。足りないものがあるなら補う努力をすればいいのです。
芸能の世界は基本的にうまくいかないことばかりです。トライ&エラーの繰り返しを諦めずにし続けることが何よりも重要なことと言えます。

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ライター・俳優: 綱斗

綱斗と申します。現役で役者をやっていますので、皆さんの立場を理解したうえでの記事作成を意識しています。書いてほしいテーマがありましたら是非お知らせください!

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この記事を書いた人:綱斗