• 2016年01月09日

歌手オーディション合格からスタート!宣伝はどうなるの?レッスンは厳しいの?

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歌手のオーディションに合格後、個人的にボイストレーニングをおこなったり、事務所の養成所で歌のレッスンをうけます。その内容はどんなものなのでしょうか?また、レッスンと同時に自分の歌を宣伝していきます。気になるその過程を紹介します。

オーディション合格からスタートです

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審査員の目にとまり、見事歌手のオーディションに合格しました。これで、夢が終了ではありません。これから夢が始まる、スタートラインに立ったのです。ワクワクとドキドキする気持ちでいっぱいになり、希望に満ちています。
ですが、その前にレッスンが待っています。自分で足りない部分を補うために個人レッスンとしてボイストレーニングを受けます。事務所の所属なら事務所が指定した養成所に通います。そして、レコード会社と契約を結び、いよいよデビューです。

ボイストレーニングは厳しいの?

レッスンは、声の出し方、音程の取り方など、歌を歌う上で必要な技術を身につけます。ボイストレーニングでは、指定された課題曲にそって進みます。最初は、先生の弾くキーボードまたはピアノに合わせて、口を柔軟にする簡単な発声、「まめまめまめまめまー」を繰り返します。この「まめ」を「ら」や「あ」に変えて、音程をとる練習をします。だんだんにキーが高くなっていきますが、喉に負担をかけすぎて無理やりに出そうとしなくても大丈夫です。1本の木になったつもりで、頭の上に抜ける感じで発声をすると、高音が出しやすくなります。
レッスンを受けると、オーディションで気がつけなかった無理のない発声方法が身につき、仕事をしていく上で大切な喉を守ることにつながります。厳しい指摘をする先生もいますが、すべては歌手になりたいあなたを思ってのことです。それでも、この先生とは相性があわないと思ったら、他の先生を探してみるのもひとつの手です。我慢しすぎないようにしましょう。

養成所では何を教えてもらうの?

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オーディションに合格して、所属する事務所と養成所により、詳しいレッスン内容は変わりますが、一般的なものを紹介します。個人で教わるボイストレーニングとは違い、集団でのレッスンになります。このレッスンでは、主に表現方法を学びます。最初に体をほぐすストレッチから入ります。そして、豊かな感情表現ができるように「喜怒哀楽」を意識したレッスンをおこないます。歌手の養成所に通うことで、たくさんの仲間ができます。みんな同じ夢を抱いています。きっとあなたの励みになると思います。

宣伝はどうなっていくの?

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オーディションを受ける前、動画作成をしませんでしたか?
そういった動画をYoutubeなどの無料で動画を見られるサイトにアップしませんか。それが、宣伝への第一歩になります。レッスンを受けて、歌に磨きをかけ、自信のある歌声を多くの人にみてもらいましょう。一人でも多くの人に動画を見せてもらうため、SNSでも宣伝をします。動画は見て楽しめるように、工夫ができたらベストです。
まわりの人たちが、動いてくれて私を宣伝してくれるから大丈夫、と思っているといつまで経っても状況が変わらないことがあります。今は、自己PRの時代です。積極的に自分を売り込みましょう。
アクセス数が伸びることで自分に自信がつきます。コメントで傷つきたくない場合には、コメントを書けないように設定をします。宣伝をしっかりとおこなって、自分を売り込むことができれば、また歌手への道が近くなります。


歌手への道は一日にして成らず

歌手になりたいと、夢を抱いてオーディションを受け続け、やっと念願が叶って合格通知をもらう・・・、とてもうれしい瞬間です。ことわざに「ローマの道は一日にして成らず」というものがあります。これは、どんなことにも努力が必要だという意味です。ローマという古代都市でさえ、簡単に道ができたわけではありません。毎日、地道な努力の積み重ねから誕生しました。
大変なことほど、到達するまでの道のりは厳しいといいます。そして、その大変なことこそ、自分にとって一番大切なことといわれています。着実にステップアップしませんか?

この記事を書いた人:佐々木恵