• 2017年07月19日

2018年朝ドラ『半分、青い。』ヒロインに抜擢!永野芽郁ってどんな子!?

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先日、2018年前期のNHK連続テレビ小説のヒロインに永野芽郁さん(17歳)が選ばれたことが発表されました。この1、2年、“次世代ブレイク女優”として、主に業界関係者やエンタメに詳しい層には注目されてきた永野さん、ついに“朝ドラヒロイン”までたどり着きました。そんな永野さんとはどんな女優なのか、改めて紹介したいと思います。

小学生の時に地元・吉祥寺でスカウト 今年公開の映画での“聖地”ロケに感激

永野さんが芸能活動を始めたきっかけはスカウト。小学生の時に地元・吉祥寺の商店街“サンロード”にて、母親と靴屋で買い物中にスカウトされました。その後は子役としてドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日系)で主演の吉瀬美智子さんの小学生時代を演じたり、NHK大河ドラマ『八重の桜』に出演するなど、いくつかのドラマ、映画に出演していました。

今年公開された、永野さんが主演 & メインキャストで出演した映画『ひるなかの流星』『PARKS パークス』では、ともにその吉祥寺でロケが行われました。吉祥寺の映画館での舞台挨拶で永野さんが「今の私の芸能生活がスタートした街で、二つの映画が公開されるということはすごくうれしいです」と、とても嬉しそうに語る姿が印象的でした。

『俺物語!!』ヒロイン、カルピスウォーター、UQモバイルのCMで一躍注目され『真田丸』出演も

そんな永野さんが注目されるきっかけになったのは2015年10月に公開された映画『俺物語!!』でヒロイン・大和凛子役を演じたこと。当時ファッション誌『nicola』のモデルを務めていたものの、その名前を一般的にはまだほとんど知られていなかった彼女に、「あのコ、誰!?」と“彗星の如く表れた”話題性がありました。

その後『テディ・ゴー!』、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(ともにフジテレビ系)などに出演。子役ではなく、大人の女優として連続ドラマに起用されるようになりました。

そして昨年7月クールの『こえ恋』(テレビ東京系)で連ドラ初主演。顔の見えない同級生に恋をするという特異な設定ながら、ピュアでちょっと“天然”なところもある可愛い女の子を演じ、視聴者に好感を与えました。

同時に、その存在を女優ファンだけでなく、お茶の間レベルで認知されるきっかけになったのが、この年の4月からオンエアされていた「カルピスウォーター」のテレビCM。そのみずみずしい映像が永野さんのキャラクターとマッチして注目度を高めました。その後も“冬の定番”「アルペン」のCM、大量出稿の「UQモバイル」のCMで深田恭子さん、多部未華子さんとともに三姉妹役で出演し、さらに認知度を広げました。

そして大河ドラマ『真田丸』への出演。千姫役を演じました。出演シーンは決して多くありませんでしたが、そのみずみずしくも凛とした存在感で、視聴者に大きな印象を残しました。なかでも最終回の、千が徳川に戻るシーンは、その直前の信繁(幸村)自害のシーンと対象的で、記憶に残る場面の一つです。

2017年に入ると、先にも述べた『ひるなかの流星』『PARKS パークス』などヒロインやメインキャストとして出演した映画が公開。その他『ビーチガール』『帝一の國』『ミックス。』と公開作品が続々続いていきます。『俺物語!!』、カルピスウォーターで注目され始めた頃、続々と決まっていったであろう作品が、今年に入って一気に公開され、すっかりブレイク感が出てきました。

正統派美少女役も個性派役もハマる  そのナチュラルな演技の素は!?

そんな永野さん、顔立ち的に、いかにも“いまどきの女の子”という感じではなく、また目鼻立ちのはっきりしたわかりやすい美人というわけでもなく、そのために普通の女子高生という役が嫌味なくハマります。大河ドラマの経験もある彼女、時代劇や明治・大正・昭和の女性役も合いそうですし、幅広いタイプの役柄に合うことが強みだと言えます。

東京生まれ東京育ちの都会っ子ですが、映画『ひるなかの流星』で演じた山奥の村から上京した女子高生役や、今年ゲスト出演した『スーパーサラリーマン 佐江内氏』で演じた方言丸出しのOL役も実にハマっていました。そんな素朴さも大きな魅力です。

正統派の美少女役でも、個性が強い役でも実に自然に違和感なく入っていく。『ひるなかの流星』の時、筆者が永野さんに行ったインタビューでは、演じる前に役をかっちり作り込んでいくのではなく、現場で共演者と演技で絡むことによって感じたものをそのまま素直に出そうと心掛けたと言います。その手法もナチュラルな演技につながっているのではと思います。

『ひるなかの流星』では永野さんが大粒の涙を流すシーンがありますが、共演の三浦翔平さんが、その自然な涙の演技を絶賛していました。またカットがかかった途端、泣き顔からさっと素に戻る様子に末恐ろしさを感じるほどと話していました。

素顔は笑い上戸な17歳  同世代の男女から絶大な支持を受ける

どちらかといえば、見た目おとなしいイメージがあるかもしれない永野さんですが、その『ひるなかの流星』のインタビューの時には、ハイテンションで話し続ける姿が印象的でした。何かの会話の途中で突然永野さんの笑いが止まらなくなり、1分以上コロコロと笑い転げていました。「どうした!?  果たして何かやらかしてしまったか」と気にしていると、隣にいた白濱亜嵐さん(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)は「いつもこんな感じです」と笑顔で語っていました。実際、その後に放送されたテレビ番組のインタビューを観ると、同じ状態になっていました(笑)。昔の人は10代の女の子のことを“箸が転がっても笑う年頃”と表現しましたが、まさにそのフレーズ通りの永野さんでした。

また永野さんは女優活動と並行し、雑誌『ニコ☆プチ』のモデルを2010年から、先にも述べた『nicola』のモデルを2013年から、そして2016年からは雑誌『Seventeen』の専属モデルを務めています。そのことで、まず同世代の女の子から人気の火がつき、今も絶大な支持を集めています。そのキャラクター的に男性でも、アイドルファンのような年上のオタク的な人というより、同世代の“非オタク”の男性に人気が高いのも特徴です。

ちなみに、朝ドラでは『半分、青い。』の前、2017年10月から放送される『わろてんか』のヒロイン・葵わかなさんとは同じ事務所に所属。葵さんは永野さんより1学年年上で、とても仲良しで、同時によきライバルのような存在だといえます。

今回の朝ドラを機に、国民的女優の仲間入りするであろう永野さん。その前にレギュラー出演する、7月スタートのドラマ『僕たちがやりました』(関西テレビ/フジテレビ系)で、そのナチュラルな演技と、みずみずしい存在感を堪能していただきたいと思います。

文/田中裕幸